宅建士を取ろうと思ったんだけど、教材はどれを使えばいいの?
おすすめの教材があれば教えて!!
今回はこういった質問に答えます。
本記事の内容
- 教材を使用するメリット、デメリット
- おすすめの教材
- 教材を使った理想的な学習方法
この記事を読むことで上の3つが理解できます。
教材以外にもおすすめのアプリを1つ紹介したので、最後までしっかり読み進めてくださいね!
執筆者紹介
宅建士に合格したkeiです。宅建関係の記事担当なのでよろしく。
実際に経験したことしか書いていないので、参考にする人は活用してもらえるとうれしいです。
その時の経験をもとに、生きた情報をお伝えしたいと思います。
独学で教材を使う場合にしろ、通信講座の補強として教材を使うにしろ
教材選びがとても重要です。
間違った教材を選べば一発合格は不可能ですし、いくら早く取り組み始めたからといっても成果はなかなか現れてきません。
そこで、今回は自分の使った教材を中心に教材選びから、教材を使用した理想的な学習方法について紹介します。
教材を使うメリット
教材を使った学習のメリットは次の4つです。
- 自分のペースで学習をすすめることができる
- 教科書の代わりにオフラインでも勉強できる
- 索引機能を使って、苦手・不安な箇所をいち早く確認することができる
- 独学の場合は、教材費だけで済むので費用が削減できる(だいたい1万円前後)
特徴としては、
『自分のペースで学習ができること』
『通信講座と比べて費用が安く済むこと』
この2つが挙げられます。
実際に、教材のみで合格を勝ち取った方はTwitter上にも結構数いるのでかんたんに見つかります。
教材を使うデメリット
次に、教材を使うことによるデメリットを紹介します。
一般に、『宅建 教材 デメリット』で調べると、独学した場合の問題点が挙げられています。
独学の場合は、教材に頼り切りの勉強になるため不安症の方には向いていないのでは…?
僕はスタディングを受講して、宅建に一発合格しましたが正直独学でも合格は目指せたと思っています!
それほど、今は学習環境・教材等が整えられています。
よほどの不安症の方以外は、十分独学でも目指せる国家資格だということを頭に入れておくといいでしょう。
じゃあ、教材を使うデメリットは何があるのか。
それは、教材費がかさんでしまう場合があることです。
教材を買ってみると分かるのですが、本屋に行くといろいろな参考書・問題集に目移りします。
そのため、自制心がないとあれもこれも手を出してしまい、気づいたら通信講座の費用を上回っていた…
なんて話もあるあるです。
教材を使用する際は、あれもこれもに手を出さないことにだけ注意してくださいね。
宅建士(宅地建物取引士)対策に使った教材
僕が実際に使った教材を紹介します。
この3つの教材は、僕が実際に使っていた教材なのではっきりおすすめだと断言できます。
LECの良問30年と直前模試の問題集は、良問30年は10周程度、直前模試は5周程度して本番に臨みました。
教材を使った学習方法の前に、一つだけ注意点を。
僕の場合、直前模試は10月に入ってから購入しましたが、キャンペーン特典がもらえませんでした。
どうやら、10月に入ってからだとキャンペーン特典(法改正資料等)がもらえなくなるので注意してください。
※ 2021年版の情報ですが、特典の受け取り期間は『2020年10月1日~2021年8月15日』までとなっています。
あらかじめ、使う予定がある人は買っておいた方が無難ですね!
まぁ、法改正に関しては試験当日に内容をまとめたパンフレットを配布しているところが多いので試験直前に確認するのでも大丈夫かと。
Twitterで法改正について、まとめている人がいるのでその人の情報を頼りにするのもアリ。
あとはYoutubeでも最近、宅建関連の情報を流している人が多いので、参考にしてみるのもいいかもしれません。
ここでは、パパリン宅建士というTwitterアカウントが法改正に関する情報をまとめているので紹介しておきます。
私の宅建ブログは、
①勉強法に関するもの
②改正民法の条文穴埋めシリーズ
③要点まとめシリーズ
④史上最年少合格への4つの柱で成り立っています。
②と④は完結していますが、①と③はまだまだ続く予定です。
今後も少しずつ、役立つ記事を配信していきたいと思います✨#パパリン宅建士
— パパリン宅建士 (@paparing_tks28) April 24, 2020
宅建に3カ月勉強して合格した分かったこと
宅建士(宅地建物取引士)試験は、独学だから必ず受からないほど難易度が高い試験ではないということです。
少なくとも、Twitterでは問題集1冊だけで合格したという猛者もいるくらいだし。
https://twitter.com/yomekkomusa/status/1465954166874853378
ただ、自制心と学習計画を常に見返し改善することが大切だということだけは忘れてはいけません。
僕も毎日ノートに一日の反省を書いて、学習計画をその都度変えてきました。
20回以上学習計画を変更した記憶があります。
そのおかげで、直前期にはほぼ悩みはなくなっていたし、試験にも合格できました。
でもそうじゃない人も一定数いるはず。
独学でも合格は十分目指せますが、自分で学習計画が立てられない人やかなり不安症の方は通信講座を受けるのが無難です。
LEC あたりは講師ごとに値段は変わるが、評判はいいと聞きます。
ただ、Twitterを見ている感じだとLEC信者になる傾向があるので、あまり深入りしすぎて費用の負担が増加するのだけは避けたい。
通信講座を受講するにしても、個人的には講座だけで十分宅建士は合格できると思います。
腕試し模試とかの余計なオプションは受ける必要なしです。
また、独学並みに費用を最小限に抑えたいなら、スタディング一択。
安さ以上にクオリティもしっかりしていて、問題演習も豊富です。
詳しくは他の記事に書いたので参考にしてみてください。
教材を使ったおすすめの学習方法+アプリ
勉強方法に必須かつ、独学するなら最低限押さえておきたい教材を3つピックアップしました。
- 参考書(どれでもOK)
- 良問30年
- 宅建過去問問題(アプリ)
参考書は、辞書代わりに使うので基本的に何でもOKです。
Amazonのレビューを見てもいいし、僕がおすすめした『らくらく宅建塾』のテキストでも大丈夫。
たまに、法改正云々というレビューがあるけど、法改正がでるのは4月頃で出版は新年早々に出版されることを考慮して対応していないのは当たり前です。
気にせず、中身を見て直感で決めてください。
というか、そこまで多くの法改正があるかといえば、4,5つくらいしか法改正がないのが実情です。
だから、シビアに法改正のことを考える必要なし。
良問30年は、難易度が易しいものから難しいものまで幅広く扱っているので、挫折しにくいのが特徴です。
2周目以降は確実に解ける問題が増えるので、問題集に対する抵抗感がなくなって勉強が楽しいと思えるようになります。
おすすめです!
最後の宅建過去問題はandroid、iOS両方に対応したアプリです。
価格は、ワンコイン(500円)ながら今まで出てきた過去問を網羅している便利アプリ。
本番と同様に4択形式で回答するものから、〇×形式で知識を補足するものまで幅広く扱っているので、スキマ時間を活用したい方にお勧めします。
また、資料には詳しい情報がまとまっているので実はこのアプリ一つだけでも合格までこぎつくことができたりします。
これまで、資料を開くとアプリが落ちる問題点があったが、一度ダウンロードしなおすことで問題なく開けるようになったので、機能面でも問題なし。
少し、紛らわしい記述があったりするのはご愛敬です。
500円で宅建に合格できる可能性があることを考慮すれば、最良の教材といっても過言ではありません。
さて、勉強法の紹介を。
- とりあえず、全体像をつかむために参考書・講座を1周する
- 1周したあとはひたすら問題演習に励む
- 本番1か月前からは、苦手分野に力を注いで問題演習
この3つが最短の手順だと思います。
実は、クレアール宅建士「非常識合格法書籍」 という本にも似たような内容が書かれています。
市販だと1650円する本がクレアールに資料請求するだけで本が1冊手に入るので気になる方は、資料請求だけでもしてみるといいでしょう。
宅建士資料請求
就職・転職・キャリアアップに役立つ各種国家試験・検定など全12講座開講中。教育訓練給付制度対象講座もあります。 資料請求フォームと非常識合格法書籍プレゼントのページでは選べる内容が違うので注意して下さい。
約3カ月間学習してみて分かったことですが、宅建士試験はどれだけ問題を解いたかで合否が明確に分かれる試験です。
つまり、どれだけ頭が悪くとも問題演習をとにかくやりまくれば合格できちゃう試験。
ゆえに、国家資格のなかで一番取りやすい資格といわれているわけです。
だから、2週間程度で試験の全体像をなんとなくつかんだ後は、ひたすら問題演習するのを推奨しています。
問題演習をするうえでポイントは2つ。
1つは問題演習の際に、毎回得点を付けること。
伸び率が分かるので成長具合が分かり、モチベーションが上がります。
実際に、僕はExcelに点数とその隣に伸び率を表示してモチベーションの維持に努めました。
点数が見えるだけですが、意外とモチベーションは高まるのでおすすめです。
2つ目に間違った分野をメモしておくこと。
良問30年に関しては、チェックシートみたいなのが解答についているのでそれを活用します。
”正”で数を数えておくと便利です。
宅建過去問題集は2段階チェック機能を設定でオンにしておくといいでしょう。
ただ、デフォルトで間違った問題にはチェックマークがつくので、設定をいじらなくても大丈夫かも。
この2つのポイントを意識するだけで、宅建の問題がどんどん解けるようになります。
だまされたと思って、ぜひやってみてください。
まとめ
今回は、宅建で使う教材から、教材等を活用した学習法まで紹介しました。
口酸っぱく言いますが、宅建は本当に問題演習をとことんこなすことで合格できる試験です。
記述試験もないし、思考力は問われない。
知識力だけを問われることを念頭に置いて試験対策を立ててください。
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